プログラミングで学ぶ算数・数学（学習支援）

「なぜ、その公式になるのか？」算数や数学の授業で習う公式や計算の手順。ただ暗記するのではなく、プログラミング（Python）を使って自分の手で動かし、視覚的に確認することで、より深い「理解」へとつなげます。本ページでは、学習指導要領の単元に沿ったプログラミング学習記事をまとめています。

💻 STEP 0：環境を整えよう

まずはプログラミングをするための準備です。高価なソフトは必要ありません。ブラウザさえあれば無料で使えるツールを紹介しています。

面倒なインストール作業は不要。Googleアカウントさえあれば、今すぐブラウザ上でPythonプログラミングを始められます。

「さくらんぼ計算」や「おみやげ算」など、頭の中で行っている計算の工夫をプログラムで表現してみましょう。「手順（アルゴリズム）」を考える力が身につきます。

繰り上がりのある足し算の基本、「さくらんぼ計算」。数を分解して10のまとまりを作るプロセスをコードで表現します。

筆算を使わずに計算する時の頭の中の動きを再現します。位ごとに分解して計算するロジックを学びます。

「十の位が同じで、一の位を足すと10になる」掛け算などが一瞬で解ける魔法の計算、「おみやげ算」の仕組みを解き明かします。

「通分」や「約分」など、多くの小学生がつまずきやすいポイント。なぜそうなるのか？をコンピュータに計算させながら確認します。

コンピュータは小数が苦手？プログラミングにおける「浮動小数点」の誤差についても触れながら、正確な計算方法を学びます。

「すだれ算（連除法）」で求める公約数・公倍数。ループ処理を使って、コンピュータが答えを見つけ出す過程を体験します。

分数の足し算・引き算に必要な「通分」と、答えをシンプルにする「約分」。最大公約数・最小公倍数の知識を使ってプログラムを作ります。

実生活でも重要な「単位」や「割合」の概念。数値を変えてシミュレーションすることで、量感を養います。

「1mは何cm？」「1haは何m2？」単位の換算ロジックを関数化して、変換ツールを作ってみましょう。

「くもわ（比べられる量・もとにする量・割合）」の関係をプログラムで記述し、割引計算や濃度計算に応用します。

「A:B = C:D」。等しい比の性質や、比例配分の考え方をPythonを使って確認します。料理のレシピ計算などにも応用できます。

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